ダイエット中にやりがちな間違った我慢3選

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はじめに

こんにちは!REGUTS守谷店トレーナーの清水です!

ダイエットといえば「我慢」というイメージを持つ方は多いのではないでしょうか。

甘いものを我慢、炭水化物を我慢、外食も我慢…と、食べたい気持ちをひたすら抑え込む方法を選んでしまう人は少なくありません。

しかし、実はこの「我慢」がダイエット失敗の原因になっていることも多いのです。

無理な我慢を続けると、心も体もストレスを感じ、ある日突然ドカ食いに走ったり、体調を崩してしまったりする危険もあります。

ダイエットは短期決戦ではなく、長く続けて習慣にすることが成功の鍵です。

そこで今回は、ダイエット中に多くの人がやりがちな「間違った我慢」を3つ取り上げ、それがなぜ良くないのか、そしてどのように工夫すればストレスを減らしながら続けられるのかを解説します。

「我慢しないと痩せない」と思っている方は、ぜひ一度立ち止まって読み進めてみてください。

間違った我慢①:食べたいものを完全に禁止する

ダイエット中に「甘いものは一切食べない!」「炭水化物は禁止!」とルールを決める方は多いです。

一時的に体重は落ちるかもしれませんが、完全に禁止する方法はリバウンドのリスクが非常に高いです。

人間は心理的に「禁止されると余計に欲しくなる」という傾向があります。

例えば、チョコレートを大好きな人が「絶対に食べない」と決めると、数日後に強い欲求が爆発して一気に食べてしまい、罪悪感からダイエット自体を諦めてしまうこともあります。

また、炭水化物を抜き続けるとエネルギー不足になり、集中力や気分が落ち込むだけでなく、筋肉量も減りやすくなります。

筋肉が落ちると基礎代謝が下がり、結果として太りやすい体になってしまうのです。

完全に禁止するのではなく、「頻度や量を調整する」という考え方に変えることが大切です。

例えば、週に1回はご褒美としてケーキを食べる日を作る、夜だけ炭水化物を減らして昼はしっかり食べるなど、メリハリをつけることでストレスなく続けられます。

ダイエットは罰ゲームではなく、習慣づけが目的です。

食べたい気持ちをうまくコントロールしながら続けましょう。

間違った我慢②:極端に食事量を減らす

「1日サラダだけ」「置き換えドリンクだけ」など、極端な食事制限をしてしまうのもよくある間違いです。

確かに一時的に体重は減りますが、それは脂肪ではなく水分や筋肉が減っている場合が多く、見た目はあまり変わりません。

さらに、体はエネルギー不足を感じると「省エネモード」になり、基礎代謝を下げてエネルギー消費を抑えようとします。

これにより、痩せにくく太りやすい体質になってしまいます。

また、必要な栄養が不足することで肌荒れ、抜け毛、便秘、免疫力低下など体調不良の原因にもなります。

短期間で体重を落とそうとする気持ちは分かりますが、食事量を減らしすぎるのは逆効果です。

むしろ、適度な量のタンパク質や野菜、良質な脂質をバランスよく摂ることで、代謝を保ちながら健康的に痩せることができます。

食べる量を減らすのではなく、食べる「内容」を整えることを意識しましょう。

野菜を先に食べる、揚げ物は週に1回までにする、砂糖入り飲料をお茶や水に置き換えるなど、小さな工夫を積み重ねる方が長期的には効果的です。

間違った我慢③:運動を全くしない

「食事制限だけで痩せたい」「運動は嫌いだからしない」という人も多いですが、運動ゼロのダイエットも失敗のもとです。

運動をしないと筋肉が落ち、体脂肪率は上がりやすくなります。

同じ体重でも筋肉が多い方が引き締まって見えるため、運動を取り入れないと「数字は減ったのに見た目が変わらない」という状態になりがちです。

また、運動にはストレス解消や睡眠の質を高める効果もあります。

軽いウォーキングやストレッチ、スクワットなどで十分なので、日常に少しずつ取り入れるのがおすすめです。

筋トレが苦手な人は、1日5分だけでもいいのでスクワットやプランクなど体幹を使う運動を続けてみましょう。

運動をすることで血流が良くなり、代謝が上がり、リバウンドしにくい体を作ることができます。

正しい我慢のコツ

ダイエットに「我慢」は必要ですが、正しい方法で行うことが大切です。

まず、完全に禁止するのではなく「頻度を減らす」「量を減らす」という工夫をしましょう。

甘いものを食べたいときは、昼食後に少量を楽しむことで血糖値の急上昇を防ぎやすくなります。

また、食欲を抑えるためにタンパク質や食物繊維をしっかり摂ると、満腹感が長持ちしやすくなります。

ストレスが溜まったら食べ物ではなく、音楽を聴いたりお風呂に入ったり、他の方法でリフレッシュすることも効果的です。

我慢することよりも「上手に食べること」「楽しく続けること」を意識する方が、長期的に見て成功率は高まります。

まとめ

ダイエット中の間違った我慢は、かえってリバウンドや体調不良を引き起こします。

完全禁止、極端な食事制限、運動ゼロといった極端なやり方は一時的な成果しか得られず、続けるのが苦痛になってしまいます。

ダイエットは短期間で終わらせるものではなく、生活習慣として定着させることが大切です。

正しい我慢を身につけ、食べたいものと上手に付き合いながら、健康的でリバウンドしにくい体を目指しましょう。

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